MY FARM

  • 会社概要
  • お知らせ
  • 事業内容
  • 企業ご担当者様へ
  • 採用情報
  • お問合せ
  • 農地活用
ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#003】

#002【地方創生、その前に(2005年03月初掲出)】

  • 地方創生、その前に
     先日、ある国会議員さんとお話をした時に「これからは地方創生だ!議員も地元を大事にするし中央が地方に目を向ければ地方にお金が落ちて投資が生まれて地方に仕事が生まれる」と言っていました。しかし私はこの言葉を聞いたときに、この人が国民からの投票をうけ、当選した人だと思うと悲しくなりました。国会議員の役割から経済の仕組みの理解から何もかもが私は間違っていると思ったのです。
     今回、農業の観点から、意外に気づかれていない地方で起こっている問題を捉えたいと思います。
    私は常に地方に多く存在する耕作放棄地のことばかりを考えています。「耕作放棄地問題」というと、農家の高齢化、農業収入の低さといった原因がクローズアップをされがちですがこれは大きな間違いであると私は思っています。根本的な原因は農業界全体の問題であって、高齢化や収入の問題と耕作放棄地の問題は似て非なる問題だと思っています。耕作放棄地問題の根っこはそこにあるのではありません。
     私がよくお会いする耕作放棄地問題を何とかしようと考えている人は、その農地の持ち主ではなく、それら農地が存在する自治体の職員の方や持ち主以外の農家の方であることが多いのです。つまり、持ち主本人はその農地を所有することに対しては困っていません。持ち主本人はその農地を有効活用ができないかを考えているのであって、持っていること自体に問題意識を感じてはいないのです。つまり持ち主は、その農地を資産だと捉えていて、周辺の人は負債だと捉えているのです。それでお互いの話がうまくいかないのです。この認識の相違が「耕作放棄地問題」の根本にあると私は考えています。
     今政府は、耕作放棄地の固定資産税を上げる検討を始めています。持ち主にとってその農地は資産ではなく負債である、という意識付けを行い、解決方法を探っているのです。それも一つの方法だと思うのですが、マイファームでは耕作放棄地を資産だと、周辺の人までもが思えるような仕組みを創り上げていきたい。そして資産の有効活用という手法で日本中の耕作放棄地と呼ばれる資産を活用していきたいと思っています。2020年耕作放棄地を日本中からなくして0にする、政府もマイファームも私もその目標に向かって試行錯誤している今日この頃です。
バックナンバー一覧はこちらから >
お知らせ

お知らせ

プレスリリース

メディア掲載出演実績

お知らせ
西辻一真書物コーナー