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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#008】

#008【若者・馬鹿者・よそ者が社会を変える時代に。(2005年11月初掲出)】

  • 若者・馬鹿者・よそ者が社会を変える時代に。
     食料自給率40%、この数字は今海外からの食糧供給がなくなると毎日の食事の40% しか食べられなくなるということです。そんなことはない、国内で食料を作ればいいんだ!という人もいますが、残念ながら担い手が、もういません。農家の平均年齢は60歳以上、技術も農地も文化も継承できず、復活すら難しい現状が目の前にあります。この危機的状況は若年世代を直撃します。年金問題、国の借金同様に食糧が大きな問題になってくるのです。
    私はこの危機を乗り越えることについて、大きな夢とワクワク感をもって取り組むことにしています。つまり、農業界を改革するために躍動しているのです。農業は英語で書くとagriculture(agri+culture)ですが、今このculture=文化がある農業が消滅し、まさに産業界に組み込まれようとしています。もちろん産業化して効率化が進み生産性があがることは、食糧という観点では必要です。しかし、果たして文化をなおざりにしてしまってよいのでしょうか?地域の人々が田植えの時期にみんなで畑に出て作業を、収穫の時期にはお祭りで収穫を祝う。このような行為があったからこそ、地域コミュニティが形成され、農産物に関しての知識が高かったのだと私は理解しています。消費者が土に触れることを始まりとし、全てにつながっていくという「自産自消」文化を創るということを、まさに会社の理念として掲げて活動しています。この食糧が足りなくなる!という時期に、みんなで、その手で、作物を植えて共同作業をしましょう!という、いわば時代に逆行した農業を進めているためでしょうか。物事の本質を見極めない人は私のことをよく「馬鹿者」だと呼びます。
    また今の日本人には大きく失われたものがあります。それは「責任感」です。日本は武士の文化が形成されており、一昔前までは「切腹」という行為で責任を取るという、達成できなければ死をもって償うという思想がありました。一方現在は「事なかれ主義」「ハンコ文化」「馴れ合い生活」が染み付き、誰も責任を取ろうとしません。しかし責任を擦り付けるということは実は迷惑なことではなく、その人の権利を委任していることですから大きなチャンスなのです。そしてその責任を擦り付ける相手の多くは仲間ではなく、外部の「よそ者。つまり、チャンスがよそ者に回ってくるのです。その原理をうまく利用して、私たちは農業界の責任を様々なところから頂き、大きな力を得て活動をしています。
    前の世代が残した数々の宿題の答えを導けるのは、若者・馬鹿者・よそ者、この3個の必要条件を満たしている人に限られてきます。今この沈みかかった日本を立て直すチャンスを掴んで、社会を変革する坂本竜馬となり、自分の子供たちの世代には、もっとこころ豊かな社会を用意してあげられるようになりたいものです。
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