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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#013】

#013【お米の優遇税制(2011年4月初掲出)】

  • お米の優遇税制
     今、日本ではTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を結ぶために様々な議論がなされています。賛成・反対の議論はあると思いますが今日はその前に、日本の農産物の優遇税制について少しお話します。
     日本は世界でもまれにみるお米の消費地であり、産地での栽培技術に関しては世界一を誇ります。昔は年貢で税をおさめる制度があったことからもわかるように、お米は非常に重要な資産と考えられてきました。しかし、このお米ですが実は、海外から輸入される場合には約800%の関税がかけられています。(ちなみに一番高い関税はこんにゃくで1,700%です。)これほど守られているお米ですが、関税以外にも生産調整という制度があり、それにより国内のお米の価格の供給量を調整し、価格を安定させています。これが減反政策につながっているのですが、そこが生産者である米農家と政府との矛盾を生んでいるのです。
     猛暑の影響で品質のよいお米ができなくなると、多くの米農家が悲鳴をあげて米の生産をやめる方向に舵を切ってしまいます。それでも生き残る農家は、多量に品質のいいお米を安い労働力で生産しなければなりません。減反政策のせいで自由に多量にお米を作ることが出来なく、耕作放棄地を再び水田にすることができません。頑張りたくても頑張れない、頑張っても海外のお米に負けてしまう、それでは誰も米農家をしようとは思いません。
     この矛盾を農業再生会議の改善案に盛り込まなければ、日本のコメ文化は衰退し、10年後には美しい鏡のような水田も、黄金に輝く稲穂も見られなくなってしまいます。お米という農産物は日本人にとって、食料という観点以外にも重要な意味合いを持ちます。お米は故郷的な存在であるということ。それに気づく人が増えています。従って、今すぐ活動を起こさなければいけません。
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