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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#017】

#017【日本の英知(2011年8月初掲出)】

  • 日本の英知
     東北の震災によって塩害がおきた農地は2万ヘクタールといわれています。日本の耕作放棄地の面積は40万クタールですので、それと比較してもかなり大きな面積が農地として使用できなくなったと言えます。
     政府や学者は水で洗い流すことが一番の近道であるという見解を示していますが、早くても3年かかるといわれています。3年間、仕事もできない農家がその農地を保持していることは極めて難しく、放置しておくと東北の農業が途絶えてしまうことにもなりかねません。そこで私は、地元において農業を絶やしたくないと思う農家の方々と、それを支えたい市内や関東の消費者と共に(見解ばかりを示すだけの学者にかわって)東北の農地再生を共同で始めました。知識を得た若者たちが、塩害農地における過去の経験や研究データを実証し、言い伝えまで掘り起こしながら東北の農地と向き合っています。 
     私たちが先導し、日本の叡智を結集して生まれた新たな農法をテストしながら、多くの消費者ボランティアとともに瓦礫をどけ、農家と共にその農地を耕し始めているのです。そしてまさに、新たな農法で作物を育て始めているのです。今回、その農法の中で、作物が順調に育っているものがありました。それはなんと海洋微生物、シアノバクテリアを利用した農法を、独自にアレンジしたものでした。塩害のおきた農地の塩分は約2%ですが、これは海の中と同じなのです。従って、塩害農地はそのバクテリアが繁殖しやすい環境だということがわかりました。実に理にかなったものです。土づくりに欠かせない微生物を活かす際に、元々、海洋中に生息しているもので対応できれば何よりです。それで土が肥え、塩分が下がり、作物作りができることがわかったのです。
     夏に収穫物の収量をはかり成分検査をすれば様々な結果がでます。そして秋からの作付けに間にあいます。これが希望の種となることを期待し、今回の農法を西辻農法と呼びたい!と思いましたが、やはりsend-ai(仙台)農法と呼ぶべきだなと考え期待しています。
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