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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#019】

#019【日本の農業の未来を守るためには。(2011年11月初掲出)】

  • 日本の農業の未来を守るためには。
     震災後、テレビや新聞で「東北の農産物のセシウムが検出されました。」「されませんでした」という報道がなされていました。これは非常に大きな問題だと考えています。皆さんにも考えていただきたいのですが、このような報道がある中、東北の農産物を贈答品として大切な友人や家族にあげることができるでしょうか?自分で食べるならまだしも、プレゼントとして人に贈ることは、たとえセシウムが検出されなかったとしても難しいと感じています。そしてこの意見は、おそらく大多数を占めると思われます。つまり、人に贈ることができないということは、その「商品」を販売することがためらわれるということにつながります。
     以前、セシウムを含んだ藁を食べた牛の問題が報道されていました。その報道は、すでに消費者がその牛を食べた後に発覚したことにより、多くの被害が拡大したように思います。その牛肉を販売した業者、その他の食品を取り扱う会社も商品自体の品質に対して疑心暗鬼になっており、大手スーパーでは「西日本の農作物しか置いていません」と売り出すところもでてきました。
     この事実は東北の農業全体にとって大きな痛手となり、おそらくその後に収穫されたお米や農作物の不買に繋がっていったと思うのです。事実、お米の市場価格についても、今までの価格を大きく下回りました。これにより東北の農家の多くが農業を諦めざるを得なくなり、また負の連鎖を呼び起こしています。日本のお米の3割は東北で作付けされており、それらが市場に流れないとすると日本国内においてお米の量は確実に不足します。米不足状態に陥り、海外に依存しなければならなくなると、やがて海外の農作物の輸入が始まります。海外の輸出国は支援と称してかなり安く、もしくは無償で農作物の支援をするかもしれません。そしてTPP交渉のカードとして優位に交渉を進めることは安易に想定できます。
     今、日本の農業の未来は大きな岐路にたっています、そして未来を守るためには、今こそ東北の農作物にR60指定(60歳以上の方にオススメの農作物)マークをつけて、通常の価格で消費をしてもらえるよう対策を立て、若い子どもたちの未来へつなげることが必要なのではないでしょうか?
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