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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#029】

#029【海外へ行く若手農業者(2012年8月初掲出)】

  • 海外へ行く若手農業者
     農業の世界では梅雨の時期に作物の世話がしっかりできたかどうかが非常に大事です。夏の収穫時期に大きな差がでてきます。昔から伝わる言葉で「上農は草を見ずして草を取る 中農は草を見てから草を取る 下農は草を見ても草取らず」という言葉がありますが、これはまさしく梅雨の時期のことを言っているのではないかと思われます。
     地震後、日本の若手農家に大きな異変が起こっています。多くの優秀な農家が国内で作物をつくることを辞め、海外に飛び出してmade by Japanese といって作物を作り始めています。その方々に海外へ出たのは何故かと聞いてみると、放射能汚染が大きな原因ではあるが、それ以上に、国内の農業の支援体制や法規制の問題が大きく、また、しがらみの中で農業をしていても、自身も事業も成長しにくいと考えているという意見が聞かれました。その後には必ずマーケットの話がでてきます。つまり、市場原理の前にあるところで、呆れたり、失望したり、疲弊してしまったということです。彼らは現地ではとても重宝されていますし、実際とても活躍しています。
     いよいよ日本の農業の危機が加速度的に進んできました。震災復興、立て直し、という今この時に、40歳未満の優秀な担い手たちが海外で農業をしていては未来がありません。彼らがいち早く日本の農業に魅力を感じ、戻ってきたくなるよう、政府は早急に対応をしなければなりません。遅きに失している部分もありますが、これ以上手遅れにならないようにすることが重要です。
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