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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#030】

#030【日本の農作物の安心と安全は(2012年8月初掲出)】

  • 日本の農作物の安心と安全は
     新潟の米農家の方と食事をしていた時、お米の産地偽装についての話題になりました。マイファームではお米を作っていないのでまったく知らなかったのですが、お米は古米(1年前のお米)と新米を同時期に精米しブレンドをすると、見た目ではその違いが判らず、食べてみないと判別できないそうです。海外のお米についても混ざってしまうとわからない時があるそうです。つまり、毎年どこかでそういったことが行われていて、大儲けしている人がでているそうです。しかしそういった人たちが見つかることはまれで、報道されるニュース(以前話題にもなった大手のスーパーでの偽装米事件)なども珍しいそうです。まさに、氷山の一角なのです。
     これは同じ生産者としてかなりショックな出来事でした。世界の中での日本の農業は「世界一安全で安心して食べることができる」ということで認知されていますので、こういった偽装については徹底的に排除しなければなりません。当時、お米の価格が下落をしていたので、その苦しい現状に耐え兼ね、生活の為に偽装してしまったということがあったのではないかと、話しておられました。
     私はこの問題の中にある、米価が下がっている原因について考えました。主な原因は、前年のお米が大量に余っていること。「減反政策」そのものが機能していないことの表れだと思うのです。そもそも私は今の減反政策には懐疑的です。本来の市場原理では、生産者が社会のニーズを把握して量をコントロールしたり、別の作物を生産したり、工夫していくべきなのです。量のコントロールのみを政府は選択し、失敗して米価が下がる構造は、失策以外の何物でもないと思います。
     ここ最近の若手生産者の間では、「安全」は数値で見える化ができるという話があります。○○基準値をクリアしている、生産履歴がとれる、ということはもはや当たり前で、その上でいかに消費者の方に安心と安全を提供できるかについて、様々なアプローチが思考錯誤されています。今日では安心は当たり前になっていますが、私が起業をした当時、「安心安全野菜」はある意味特別な要素でした。「安心安全野菜」をいか何に提供するかということへの創意工夫・技術を持って、世界一安全な野菜を作る国へ近づいているように思います。ただ、お米の偽装のようなことが起こると「安全安心野菜」が当たり前ではなくなり時代を逆行してしまいます。そうならないことを祈るばかりです。
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