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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#042】

#041【「自産自消」のある社会とは(2013年10月初掲出)】

  • 「自産自消」のある社会とは
     私たちの会社「マイファーム」には創業以来、理念として掲げ、提唱してきたことがあります。それは「自産自消」のある社会作りを目指す、ということです。この「自産自消」とは、自分で野菜を作り、収穫し、自分で食べるところまでのことを意味しています。この「作る」「収穫する」「食べる」という一連の作業を通じ、自然と対峙したり、自分の世界観を深めたり、他人との共生を考えることができると信じています。そしてそこから、より豊かな生活が得られるのではないかと考えているのです。これはまさに、私が幼い頃に経験したことと同じなのです。ぜひ、一人でも多くの人に「自産自消」とその先にあるものを体感してもらいたいと思っています。
     事業を始めるにあたり、「土に触れる」というきっかけ作りや、体験そのものをいかに提供するかがポイントだと思いました。そこを突き詰めて考えるうちに、「自産自消」という理念自体の世界観が深化したのです。それは「作る」「収穫する」「食べる」だけで完結するのではなく、その続きがあるということを発見した瞬間でした。自産自消を体験した人たちがその後、それを継続していくか否か、また、継続するにしても、趣味のレベルでいいのか、その先にある業のレベルを追求するのかを考えた時、道は先へと確実に広がるのです。 実際、収穫したものを食べた後、「あぁ楽しかった、あぁ美味しかった」というレベルに留まるだけの人はほとんどいませんでした。収穫のあとには必ずといっていいほど、自分だけでなく他の人にも食べてもらいたい、という思いが芽生えるのです。その先が趣味の領域であれば、お互いの野菜を褒め称えあう世界が広がりコミュニケーションが生まれます。業の領域であれば、作った作物に値段がつき、それはお金に還元されるでしょう。
    その気づきをきっかけにし、当社は「自産自消」という理念は、「自産自消」の先も含め、「自産自消のある社会」だと定義の幅を広げました。そしてそれを、「自産自消の循環がある社会」と呼ぶことにしたのです。
     誰かが作った野菜のおいしさに感動し、その野菜に興味を持ち始める。また自分も作ってみようと行動に移してみる。このように作る人と食べる人の境目が曖昧になっていくことで、生産者と消費者の距離が近くなっていけば、世界にも誇れる最強の農業ができると思うのです。
     食糧供給の観点においては、世界で行われている大規模農業も確かに大事です。しかし、私たちが理念とする「自産自消の循環がある社会」における、作る人と食べる人の距離が近しい状態を追求していけば、決して量だけではない農業本来の素晴らしさを、肌で感じられる素晴らしい国へと変貌していくのではないかと考えています。そのために私たちは努力していくことを、日々心に誓いながら邁進しています。
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