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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#045】

#045【3回シリーズ 西辻一真が予想する日本の農業の未来 -流通編― 第2回 野菜の種類が変わる。(2014年1月初掲出)】

  • 第2回 野菜の種類が変わる
     最近、マイファームでは「流通イノベーション事業」を始め、野菜の流通分野に参入しました。2014年の夏に参入したばかりですので、まだ流通業が何たるか、を熟知するに至っていません。しかし、今まで農産物生産や農業学校事業などを通し、第一次と第三次産業をしていた者から見た農産物の流通について今回、考察をしてみたいと思います。
     一般的に農産物の流通は、下記のような流れになっています。
    画像
     生産者から消費者の手に野菜が届くまでには、様々な人の手を経ていることがよくわかります。そのため、生産者が直接消費者の顔を見ることは難しく、また、農産物の鮮度についても課題があります。農産物の管理方法は近年、大幅に改善されているとはいえ、消費者に届くまでにはまだまだタイムロスがあります。
     しかし前回の小売編でお話したように、今後は小売業が農作物生産に参入し、プライベートブランドを構築していくと予想されるため、中間機能はカットされていくと思われます。さらに、ネット通販を利用するなど、消費者とつながる生産者が増えていくことが想定され、一層この中間機能は縮小せざるを得ないと思われます。
     ここで私はこの中間機能の存在意義について考えてみました。そこにはとても大切な要素があるのです。それは「集める」という当たり前のことです。これは言い換えれば、食料を安定的に消費者の口に届ける機能とも言えます。非常に重要です。昨年も今年も、私たちは大きな自然災害に見舞われましたが、今後はもっと異常気象が進むことが予想されます。食料の確保というセーフティネットとしての機能がここにはあります。さらにはTPPを睨んだ輸入作物もこの中間機能が役割を発揮し、いざという時一役買うと考えられます。
     また、プライベートブランドで補いきれない業態が世の中にはあるのです。それは「外食」産業です。外食産業の方々のホームページを見ると、「おいしい」「安い」「ごちそう」という言葉が並んでいますが、おいしい食事を提供するときに必要な要素として、豊富なメニューや自宅では食べられないようなものがあるということだと思うのです。そのためには、全国の変わった野菜、多種多様な野菜が必要になることも多いと思います。市場の主な機能としては「セーフティネット」「外食産業系」に寄ってくると考えられます。
     そのように考えると、小売店は自社調達を進め、流通は大型消費、国内にはない品目の開拓をして生産者は直接販売へ、ときれいに住みわけができてくると想像できますので、決して中間機能がなくなるとは私は考えていないのです。
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