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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#052】
  • 統計と消費者感覚のずれ
     マイファームでは「アグリイノベーション大学校」という農業の専門塾を開設して年間で200人以上の方々を農業界に招待していますが、その中でもちろん私の授業のコマがあり、農業経営概論の授業を先日行いました。
    その中で生徒さんの中の一人の方がいい質問を下さったので今回はそこに触れていたと思います。先日の授業の中で私は「最近の日本のコメの消費量は一人当たり年間で57kgで戦後の約半分です。」と説明した時にその生徒さんが「私は57kgも食べてない。」と発言をされたのでその場にいた30名程度のほかの生徒さんにも手をあげてもらったところ、大柄な男性1名以外は誰も1か月に約5キロも食べていないということで実感値と異なっているという話になりました。もちろんこの感覚は正しく、実は私たちは食料の2割を廃棄しており、賞味期限がすぎたなどの理由で食べられるのに捨ててしまった食品は年間で約500トンから800トンあるといわれており、単純に計算して57kg×0.8=45.6kg程度しか実際に食べていません。
    最近よく数字が独り歩きをして農産物周りでも食料自給率や輸出額など様々な数字が飛び交っていますがこれらの数字がもし実際の感覚値と違う時はその数字の裏にあることを調べてみると解決することがあります。
     話を戻しますが、この食料廃棄問題ですが私たちが正しい知識を得てないことで無駄に捨ててしまっていることもあったりします。例えば「賞味期限」と「消費期限」ですが違いはわかりますでしょうか?「賞味期限」はおいしく食べられる期限を指しており、それを過ぎたから食べられないわけではなく、主に長期保存ができるものに記載をされます。一方で「消費期限」は食べても安全な期限を示していてそれをすぎるとお腹を壊してしまう可能性があるというもので長期保存がきかないものに記載されます。
    これを知っておくだけでも食品ロスが減る可能性がありますのでやはり正しい知識を得るように日々アンテナを張り、特に身近な農産物や食品に関する正しい数字への理解と知識を持つことが社会貢献にもつながることを意識してほしいと思います。
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