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ホーム > 西辻一真の書き物コーナー【#055】

#055【2016年05月初掲出】

  • 「おいしい」って何なんだ
     最近、悩んでいることがあります。それは「おいしいって何なんだ」ということで、自分の頭では理解できないことが多く理解するために必死にロジックの整理をしています。
    肉体的に「おいしい」は、おそらく体を作る栄養素が多いものや、その時に必要としているものを摂ることで、精神的に「おいしい」は食味や食べる場所などに左右されるものだと推測をしているのですが、その精神的に「おいしい」は結局、誰かに作られた「おいしい」なのではないかと思い始めています。
    本当は素直に食べてみておいしいと感じたらおいしい!で問題ないと消費者サイドからすると思うのですが、生産サイドからするとこの「おいしい」を何とか掴みたいのでこうやって因数分解をして原点を探りにいきます。
    私たちが感じる精神的「おいしい」は外部情報によって左右されることが非常に多く、テレビをみて芸能人リポーターがおいしい!と言っていれば買いに行ってそのおいしいを共有しますし、スーパーでたくさんの人が群がっている生鮮コーナーに行けば「おいしい」食材にたどり着けることが多々あります。
     農場の現場で食べたり、誰かと一緒に食べたりすることでおいしさを味わうこともできます。つまり「おいしい」は自分の本能的な部分ではなく、誰かの作ったものを食べる、誰かと食べる、といった形で人という存在を介したものを口にするときに作られる気がしています。肉体的な「おいしい」はほとんど消えてしまっていて、ほとんどの「おいしい」は情報によって左右されるのではないかと思っています。
    逆説的に言うと、無人島に1人でいて、数年間暮らしていると外部情報からの「おいしい」は消えるはずなので、その時に肉体的な「おいしい」が100%になるということです。
     もうこの時点で私も混乱していますが(笑)、最近のスーパーの売り場を見ていると、お買い物する方々が「値段」と「生産情報」だけを見て購入するスタイルは古いのではないかと思っていて「おいしい」をもっとダイレクトに伝えられるような、購入者が確信をもって「おいしい」ものを購入できるような仕組みがあれば流通に変革が起きるのではないかと考えています。
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