令和7年度 農山漁村女性活躍表彰
海、山、里で輝く女性に花束を
全国 22 事例の受賞者をご紹介
「農山漁村女性活躍表彰」は、
農林水産業及び農山漁村の活性化、
農林水産業経営や政策・方針決定への女性の参画推進、
次世代リーダーとなりうる若手女性の農林水産業への参入などの
優れた活動を行っている個人や団体を表彰し、
女性が農山漁村でいきいきと活躍できる環境をつくり、
農林水産業の発展に寄与することを目的としています。
2026年3月3日(火)
山口 由美 さん
(埼玉県越生町)
今後は、樹齢60年以上の梅の古木を丁寧に管理し、高品質な梅を安定して届けられる農園を目指します。農園体験の充実や新商品の開発、販路拡大に取り組み、農業を軸に人と人がつながる場を広げてまいります。越生の梅を未来へつなぐため、これからも地域とともに歩み続けてまいります。
味工房小諸すみれ
(長野県小諸市)
会員の高齢化や原材料確保などの課題に向き合いながら、新規会員の勧誘や技術継承、SNSを活用した情報発信に取り組みます。新たに「瓶詰製造」への挑戦も視野に、「母の味」を守りながら、地域とともに歩み続けます。
比企地域女性農業委員・農地利用最適化推進委員連絡会
(埼玉県比企郡滑川町)
女性の声が農政に反映される社会を目指し、今後も登用促進と人材育成に取り組んでいきます。地域とともに歩み、次の世代へつなぐ活動を続けていきます。
乾 裕佳 さん
(大阪府富田林市)
現在は従業員の定着率向上と育成体制の確立が課題で、地域農家と連携し、従業員を共有する仕組みづくりも検討中です。さらに、子どもを対象とした農業体験を実施し、「農業は楽しい」という意識を育む食育活動にも取り組んでいきます。地域や全国のネットワークを活かし、持続可能で活力ある農業モデルを築きながら、伝統野菜を次世代へつないでいきます。
花坂 薫 さん
(神奈川県 足柄上郡山北町)
「牛の力を借りて山づくりをしたい」。その原点は、今も変わりません。牛が草を食べ、根を張るノシバが土を守る。災害に強い山を育てるこの営みを、特別な事例ではなく“当たり前の選択肢”にしたいと考えています。今後は、足柄茶を使った加工品の開発など、地域資源を生かした挑戦も進めていきます。山と人、そして牛が共に生きる風景を、次の世代へ手渡すために。
株式会社ジョージア園芸
(広島県尾道市)
花とスイカで人を笑顔にする島へ。ジョージア園芸が目指すのは、「因島は花とスイカで人を笑顔にする島」として広く認知される未来です。今後は女性リーダーの育成やブリコラージュフラワー事業の拡大、因島スイカのブランド化を進めていきます。女性が誇りを持って働き、地域とともに成長する農業のかたちを、これからも因島から発信していきます。
本年度の受賞案件をすべて収録した
「農山漁村女性活躍表彰受賞者取組資料集」を作成しました。
全国各地で活躍する女性の先進事例を、是非ご覧ください。
表彰式の第2部では、令和6年度に農林水産大臣賞を受賞し、令和7年度農林水産祭において内閣総理大臣賞を受賞した徳永順子さんにご講演いただきました。
講演では「受賞をきっかけに地域で声をかけてくださる方が増え、この賞は関わってくださった皆様や地域と共に戴いた賞で、ここからあらたな “スタートライン”に立ったのだと思いました。 家族が私の活動の意味や責任の重さを実感してくれて、今では一番の応援団でいてくれています」というエピソードをはじめ、ご自身が農業委員として活動されるなかで感じたこととして「いつか誰かがやってくれるのではと待つのではなく、未来は選び取るもの。完璧を目指して立ち止まるのではなく、75点でもいいから前へ進むことが大切」ということをお伝えいただきました。
また、みやま市農業委員会では模擬総会を実施し、女性委員が自信をもって発言できるよう後押しをしているという取り組みも紹介。質疑応答では、委員のなり手との関係構築や周囲への声掛け、ご自身の立ち回り方などエピソードを交えながらお話いただきました。
「チャンスは突然やってくる。それを”運が良かった”で終わらせるか、”準備していたから掴めた”にするかは日頃の積み重ね次第。見えない準備こそが、人の差を生むのです。」と語り、受賞者のみなさんも熱いまなざしを向けて聴いていました。
福岡県みやま市農業委員会会長。結婚を機に就農。徐々に主体的に農業に取り組むようになり、平成14年に農業委員に就任し、農業振興計画策定委員会等で積極的に活動。
平成28年に「農業委員会を変えてほしい」と当時の委員に背中を押され会長に就任。一つ一つの活動を丁寧に積み上げた結果、男性委員側の意識にも変化が現れ、現在は、互いに連携しながら、楽しく活動を続けている。
農業を続け農地を守ることは、地域だけでなく地球全体にも貢献することにも魅力を感じ、約22年にわたり農業委員を務めている。
活動や取り組みを全国に発信する機会です。
2026年度は7月ごろから応募受付を開始する予定ですので、
ぜひ下記の農林水産省HPをチェックしてみてください。
農山漁村男女共同参画推進協議会
農林水産省
全国農業共同組合中央会
全国漁業協同組合連合会
一般社団法人日本水産会
運営主体:株式会社マイファーム
E-mail:mfaward@myfarm.co.jp
TEL:050-5527-2841(9:00~17:00 土日祝除く)
※農山漁村女性活躍表彰は農林水産省 令和7年度当初予算 女性が変える未来の農業推進事業の一環として運営しています