全国で活躍する女性農業者を紹介していく連載企画！

それぞれの想いや独自の取組みに触れて、共感したり、農園をフォローしたり…。皆さんとそんなつながりが生まれたらうれしいです。

紹介する皆さんは、2021年度に実施した「女性農業コミュニティリーダー塾（農林水産省事業）」に参加・卒業された方々です。

 

今回の取材先：水口 良子（みなくち　りょうこ）さん（滋賀県）

 

水口さんについて教えてください。

滋賀県高島市で特産品の原木椎茸、まくわ瓜を主に年間100種類の露地野菜、ハーブ、大豆、米を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。全ての圃場に有機JAS認証取得しています。2014年に夫婦で新規就農をし、みなくちファームとして地元の道の駅や県内外のレストランに販売しています。

 

リーダー塾を受講したきっかけはなんですか？

家族以外の従業員を雇ってから労務管理や育成など新たな課題が出てきて苦労していました。自分自身もこのままの農業のやり方でいいのかもやもやしていた時期で、これは環境を変えて取り組まないと変わらないと思い参加しました。

 

参加してみての感想は？

最初はどこかかっこつけてしまいそれっぽいことを言っていましたが、徐々に自分と向き合わないといけなくなり悶々とする苦しい時間が続きました。環境のせいや誰かのせいにしてきて成長できてこなかったことを認めざるを得なく、逃げ出したい気持ちにもなりました。しかし、しっかり受け止めてからは前に進むことができ、新しくやるべきことも見つけることができて、本当に参加してよかったと思っています。

 

今後の取り組みを教えてください。

2022年9月、農園とは別の自分の事業として『NOHVA』（ノーヴァ）を設立しました。

私がしたい事業は人と人、そこに馬も関わる、お客さんと一緒に行う事業です。

農業をしてきたことで知った滋賀県の豊かな自然の素晴らしさ、その私の大好きな景色の中で、お客さんと一緒に時間を過ごしながら記憶に残る体験をプレゼントしたい。農村で馬とふれあってもらえる体験型のサービスや、馬とふれあえるだけではなく、馬と暮らせる宿泊サービスも開始します。

お客さんも、馬も、私も幸せになる！そんな事業にしていきます。

 

Instagram

 @nohva_ryoko

 

最後にひとことお願いします。

今後の取り組みをぜひ応援してください。 @nohva_ryoko