全国で活躍する女性農業者を紹介していく連載企画！

それぞれの想いや独自の取組みに触れて、共感したり、農園をフォローしたり…。皆さんとそんなつながりが生まれたらうれしいです。

紹介する皆さんは、2021年度に実施した「女性農業コミュニティリーダー塾（農林水産省事業）」に参加・卒業された方々です。

 

今回の取材先：星 明子さん（北海道）

 

星さんについて教えてください。

北海道豊浦町でいちごとブロッコリーを生産する「星の実ファーム」の星と申します。夫婦で地域おこし協力隊として研修した後、2022年から新規就農をしました。いちごで多くの人に喜んでもらえる農業をしていきたいと思っています。

 

リーダー塾を受講したきっかけはなんですか？

高齢化が進む豊浦町で、既存のやり方ではない新規就農者にしかできないことをやって盛り上げていきたいと思ったからです。たくさんのやりたいことがある中で、どれが自分がすべきことか見極め、いいスタートを切りたいと思い研修に参加しました。リーダーと呼ぶにはまだ何も始めてない状態だったので気後れしていましたが、ここでしか学べないことがきっとあると思い、飛び込みました。

 

参加してみての感想は？

不安だった自分をみんな温かく迎え入れてくれて、前向きに取り組めました。仕事をしながら宿題の時間を取るのが本当に大変でしたが、今ではやって良かったと思っています。自分と向き合う時間では、ネガティブも含めて向き合わないといけないため辛い気持ちにもなりました。しかし、その分考えが整理されたり大きくアイデアを膨らませることができたので大事な時間だったなと感じています。

 

今後の取り組みを教えてください。

まさにこれから経営開始なので、まずはしっかりと作れるようになることです。しかし将来の夢は「わざわざ行きたくなる農園」にすることなので、そこに向けて少しでも近づくように試行錯誤してみようと思います。キャンプ場用に野菜を作ったり、ギフトの開発をしたり、町にない役割を1つずつ進めていきます。

 

最後にひとことお願いします。

自然に触れ合える農園づくりをしていくので、豊浦町に一度お越しください。