女性農業者の活躍や事業の様子をピックアップして発信します!
2022.03.25自分だけの農業との関わり方を見つける 【千葉県 石毛 理恵さん】
全国で活躍する女性農業者を紹介していく連載企画!
それぞれの想いや独自の取組みに触れて、共感したり、農園をフォローしたり…。皆さんとそんなつながりが生まれたらうれしいです。
紹介する皆さんは、2021年度に実施した「女性農業コミュニティリーダー塾(農林水産省事業)」に参加・卒業された方々です。
今回の取材先:石毛 理恵さん(千葉県)
石毛さんについて教えてください。
Ishige Farmは、千葉県銚子市で大根を生産する農園です。私は神奈川県出身で、3年前に主人の実家で農業を始めました。それまでは介護の仕事をしていて農業とは縁が無かったのですが、今ではCAN(千葉県の4Hクラブ)に参加したり、自社のPRをしたり、自分にできることを少しずつ始めています。
リーダー塾を受講したきっかけはなんですか?
元々参加していた農業女子プロジェクトで案内をもらい、参加しました。今までも熱量高い農業者と出会いたいと思い興味はあったのですが、都内開催に対して通えるか躊躇していました。今回はオンライン開催ということで、喜んで参加しました。
自分が農業界で何をしたらいいのかもやもやと分からなくなっていた時期だったので、ちょうどいい機会だなと思いました。
参加してみての感想は?
自分を見つめ直すいいきっかけになりました。ここ2年は農業のどこにやりがいを感じたらいいか分からない「迷子状態」だったのですが、ワークショップをやる中で徐々に本当にやりたいことが見えてきました。もちろん自分の中で少しはやりたいことに気がついていたのですが、周りに合わせてそれらしいことを話してしまっていた自分を指摘していただき、うまく変化させていくことができました。農業を真剣に取り組んでいる仲間に出会えたことで、「自分は無理矢理農業の中でやりがいを見つけなくていいんだ」と気がつけたので、仲間たちに感謝です。
今後の取り組みを教えてください。
農業をやりながら地域や社会との関わりをつくる取り組みとして、「ippo labo」を立ち上げました。環境問題に興味を持ってもらうビーチクリーンや、小児がんのためのレモネードスタンドなど、子供を中心に学びながら楽しめる活動をやっていきたいです。
最後にひとことお願いします。
銚子はいいところです。これまで農園で関わらなかった人も、ippo laboを通して関わっていけると嬉しいです。ぜひご参加ください。
https://www.instagram.com/ippolabo.chiba/