開催概要
ファンドレイジングについて悩みを抱えているフードバンク団体を対象に「支援者との共感を生むメッセージづくり フードバンクを支えるための効果的なファンドレイジング戦略の作り方」を開催します。このセミナーでは、効果的かつ実践的なファンドレイジング戦略の作り方を学ぶことができます。「ファンドレイジングは必要だけど何から考えたら良いのか、何から始めたら良いか分からない」という漠然とした悩みから抜け出し、具体的な手法に取り組むためのヒントを提供します。
セミナーでは、まずはファンドレイジングの概要や意義について解説し、団体の目指す姿や事業との関係性を整理します。そこから既存・潜在的支援者の分析や共感を生むメッセージ作りを行い、最終的には具体的なファンドレイジング戦略を立てる手法を身につけます。
当日は講義やワーク、質疑応答を組み合わせて、参加者の皆様が自身の活動や環境環境と照らし合わせながら実践的な学びを得られるように設計しています。基礎から学びたい方や戦略をお考えの方々にぜひご参加いただきたいセミナーです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※ 本セミナーは録画、編集し、後日配信予定です。
第2回 活動の成果測定と事業戦略
ファンドレイジング力向上に向けて、「活動による成果（インパクト）の測定・管理の手法」を学びます。事業の戦略図（ロジックモデル）を活用し、「ビジョンや成果の実現を目指す活動のための資金獲得なのだ」という「論理一貫した説得力あるファンドレイジング」の習得を目指します。
第3回 ファンドレイジング戦略
「支援者思考」で自団体の既存・潜在的支援者を分析することで、より精度の高いファンドレイジングメニューを設計します。プレゼンテーション演習を通じて、上記で分析・設定した支援者から「共感」を集めるためのメッセージづくりを行います。
1993年北海道旭川市生まれ。大学卒業後、愛知県知多半島に拠点を置く福祉系NPO法人に就職し、障害者支援、地域包括ケアシステム構築に携わる。その中で、「制度の狭間」のニーズに応えるためにファンドレイザーへの道を志す。2018年4月より日本ファンドレイジング協会に参画し、法人向けのファンドレイジング力向上プログラム、ファンドレイジングの講演を担当する。2022年1月より独立し、NPO、ソーシャルビジネス向けのコンサルティングを行っている。北海道NPOバンク インパクトファイナンス理事、中京大学 非常勤講師、(一社)アンビシャス・ネットワーク 理事、(特非)ゆめじろう 理事、（株）あしたの寺子屋 Chief Impact Officer、チャレンジフィールド北海道 産学融合アドバイザー等も務める。
千田 領一郎 (第2回 講師)
日本ファンドレイジング協会 社会的インパクトセンター ディレクター
大学卒業後、都市銀行にてリテール営業と法人業務に約12年従事する中で、研修事業にも携わる。その後、ESG／SDGsコンサルタント業に約1年半ほど従事し、クリック募金の運営に携わる中で、非営利団体に関わりを持つ。
2022年5月より現職。社会的インパクト評価やインパクト投資に関する業務を担当する。日本評価学会認定評価士、准認定ファンドレイザー。
