マイファーム援農士制度始動
―週末の「ちょっとお手伝い」が、農業を支える社会インフラになる―

2025年8月12日
お知らせ

株式会社マイファームは、社会人向け農業学校「アグリイノベーション大学校」が培ってきた教育ノウハウを基盤に、消費者と生産者をつなぐ新制度「MF援農士®」を2025年8月12日に始動します。
加えて、資格取得者同士が交流したり、生産者や産地とのマッチングを促進したりする「援農士コミュニティ」を開設し、消費者が安心して援農活動を行える仕組みの構築を図ります。

農業就業人口の約7割が65歳以上という現状の下、繁忙期を中心に「あと2~3人の手が足りない」農家は全国に存在します。
特に人を雇用できる経営規模に達しない小規模農業者ほど人材不足は深刻であり、廃業する農業者が加速度的に増加しています。

一方、消費者視点では生活の中で農や自然、食糧生産現場に接する機会が減少し、ストレス解消や地域貢献など目的は様々ですが、「土に触れたい」「社会の役に立ちたい」と考える人々も少なくありません。
ただし、消費者が実際に現地を訪れて農家の手伝いをするには、「知識も技術もないのに現場で役に立てるのか」「ケガや事故が怖い」といった技術面、精神面の壁が存在します。


また、産地では地域単位で人材不足となっていますが、人手が必要な時期が集中するため、まとまった労働力の確保が難しく、必要な技術習得のための研修を毎回実施するのは大きなコストとなっています。

これら課題を乗り越えるために、
①スキルを段階認証して「見える化」する資格制度
②生産者と援農希望者のニーズをマッチングするコミュニティサービス
③産地や品目による必要技能の整理、研修制度
をワンセットで提供します。

援農士資格は、4級から1級までの4段階を設定し、基本的な農具の扱いから農業機械の操作、農業界の知識までスキルを可視化することで、認識のギャップを軽減し、安心して農作業の依頼や請負ができます。
株式会社マイファームが運営する教育機関やサービスと連動し、基準を満たした方々へ該当の資格を認定します。

また、援農士資格を取得したい方に向けて、援農士4級取得に必要な1日研修会を、アグリイノベーション大学校専用農場で実施。
資格取得者の方々は、援農士コミュニティに参加し、各生産者の援農情報をキャッチしたり、各産地の研修会に参加したりして、自身のスキルを磨くとともに、スキルに合った現場を選択できるため、より効果的に援農を行えます。

■援農士認定登録及びコミュニティ参加申込フォームはこちら

援農士登録フォーム

■「援農士4級が取得できる1日研修」

開催日:9/28(日)9:30-12:30
※アグリイノベーション大学校横浜農場、千葉農場、京都農場でそれぞれ開催
援農一日研修会申込フォーム

■オンラインイベント「援農がつなぐ都市と農村の未来」

開催日8/31(日)18:00~20:00
登壇者:小葉松真里さん(フリーランス農家)×藏光俊輔さん(藏光農園)
援農がつなぐ都市と農村の未来」申込フォーム

目指すのは、単に“人手不足”の穴埋めではなく、高齢化が進む農業界を守るインフラの確立と、消費者が農や自然と距離を近づける取組を気軽に行えるシステムの実現です。援農士の制度を利用し、身につけたスキルで「ちょっとお手伝い」を可能にすれば、週末のわずかな時間と労力が全国の農地を支える力に変わります。
援農についてさらに知りたい方は、上記のオンラインイベントに参加、またはアグリイノベーション大学校にお問い合わせください。

援農士制度の展開により、消費者一人ひとりが生産現場を支える担い手となり、地域が活性化される社会を目指します。

<本件に関するお問い合わせ先>
援農士制度へのお問合せは以下のメールアドレスへご連絡ください。
株式会社マイファーム担当 湯浅・田井
MAIL: info@agri-innovation.jp

 

【お知らせ添付資料(PDF)】

マイファーム援農士制度始動ー週末の「ちょっとお手伝い」が、農業を支える社会インフラになるー


株式会社マイファーム( https://myfarm.co.jp/ )
本社所在地:〒600-8216京都府京都市下京区東塩小路町607番地 辰己ビル1階
代表者  :代表取締役 西辻 一真
設立日  :2007年9月26日
資本金  :100,000,000円
事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)
農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート
流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)


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