2021年2月18日
社員インタビュー│3度目の産休育休から復帰したばかりの『元祖・最強農業女子』を取材したら、やっぱり今も最強だった件。
こんにちは、マイファーム広報室です!
今回、昨年1月に3人目のお子さんを出産したスタッフ、髙田真優さんが、3度目の産休育休を終えて復帰する、ということで、インタビューをして参りました。
マイファームで3回の産休育休をとったのはこの髙田さんが初めて。
かつ、当時まだ人数も少なく、今よりもっと「ベンチャー」っぽい雰囲気だった弊社で、初めて産休育休を取得したのも髙田さんでした。
そんな髙田さんに、入社してからの変遷や、3人の子育てと仕事の両立、そしてこれからやりたいことまでいろいろ聞いていきたいと思います!
【髙田真優さん 入社後の略歴】
2012年2月 アルバイトとして入社。兵庫エリアの農園管理を担当。
2012年12月 入社1年弱後に社員登用。関西・東海エリアの農園全体を管轄するマネージャーに。
2014年秋 1人目の産休・11月に出産
2016年春 育休①から復帰、農園事業部に所属
2017年春 2人目の産休・5月に出産
2018年春 育休②から復帰、他社に出向し店舗運営&バイヤー業務
2020年秋 3人目の産休・1月に出産
2021年2月 育休③から復帰
※現在、5,3,1歳の男3人兄弟の母。来春には長男が小学校に入学予定。
(↑高田さんと三人のお子さん)
■マイファームに入社したきっかけ
―入社が2012年ということで、今いるスタッフの中でもかなり古株ですね!
マイファームに入社したきっかけは何だったんですか?
前職では建設業の営業をやってたんですが、パワハラ&セクハラ日常茶飯事のかなりのブラックで。
すぐにでも転職したかったんですがなかなか次が見つからなくて、いやいや働いてました。
もともと、実家が兼業農家で米とかを作っていて、私が子供の頃は家族総出で田んぼをやってたのを、途中で農協に委託してやるようになったんです。
私は田んぼ作業が好きだったので、それが無くなり、残念でした。
だから農業系の仕事をしたかったけど、農家になるのはちょっと違うなぁ…と思っていたとき、マイファームがアルバイトを募集しているのをたぶんネットかな?で見て。
アルバイトでもいいや、と思って応募しました。
―じゃあ入社前は農業の知識とかは特になかったんですか?
実家に田んぼもあったし、子どものころから祖母が野菜を作ってた畑で手伝ったりしてたので、農作業の経験はありました。でも農業学校とか農学部だったわけじゃないので、知識としてはそこまで無かったですね。
■入社してから、3度の産休・育休をとるまで
―2012年の入社後は、どんな仕事をしていましたか?
アルバイトとして入社後、西宮農園1・2・3、神戸西、伊川谷の管理人(今でいうアドバイザー)として、週5,6日ずっとどっかの農園を回っていました。
(※現在、西宮3号はオーナー運営、神戸西農園は閉園。)
(↑ヘアスタイルもやんちゃなナス風!?)
その後1年たたないくらいで、社員になりました。
引き続き兵庫の農園の管理人業務もしつつ、人を採用して管理人を引継ぎながら、関西・東海エリア全体を管理する、農園マネージャー的なポジションになりました。
(↑当時のたけのこ掘りのイベント時の写真)
―その後、1人目の産休になるんですよね。
はい。各地の農園を走り回る日々が続く中、2014年の冬(春)に妊娠が分かりました。
退職することになるんだろうな、と思いつつ社長に妊娠を報告すると、「産休とったら?」と返ってきて。
当時は社内に(今はある)「人事総務部」もなかったし、人事や総務の専任の担当者がいなかったんですが、橋本さん(現在の人事総務部長)が入社することになっていて、社長は「その人が手続きしてくれるから!」と言ってました。
その橋本さんのおかげが大きいですね、私が産休をとれたのは。
当時、京都の五条にあった事務所を神戸に引っ越すことになっていたんですが、引っ越し直前になってもだれも引っ越し準備をしてなくて。
私は体質的につわりがひどくて、吐きながら引っ越し作業をしたのを覚えています。
―すごい時代でしたね…
その後、2014年の秋に産休に入り、2014年11月、第一子を出産。
1年強の育休を経て、2016年の春に復帰しました。
復帰してからは農園事業部(当時)に所属して、主に事務作業をしつつ、たまに兵庫エリアの農園にも行ったりしてましたね。
―その後、2017年5月に2人目を出産して2018年春に復帰、ですね。
はい。
2人目を産んでからまた約1年間産休・育休をとって、2018年の春に2度目の復帰をしました。
そのときの復帰後は、仕事内容がそれまでとガラっと変わりました。
私の家の近くに道の駅+レストランみたいな店舗が新しくオープンすることになって、そこの運営会社に出向の形で行くことになり、店舗運営&バイヤー業務をしていました。
もちろん店舗運営の経験もバイヤーの経験もなかったので、全部手探りでした。
貴重な経験だったと思いますが、店舗スタッフもアルバイトの方がほとんどだし、バイヤーという仕事って、急に電話がかかってくること多くて。
―それは大変そうですね…
例えば家で夜ごはんの準備中に取引先からの電話が来て、急な依頼だったのでパソコンを開かざるを得なくて、家族に「ごめん、ご飯ちょっと待って!」…みたいなこともありましたね。
(急なヘルプ連絡が入って、子どもを連れてお店に行くこともあったとか)
3人目の妊娠が分かったタイミングで徐々に仕事を引き継いでいって、産休に入るタイミングでその店舗への出向も終わることになりました。
―そして2020年1月に3人目を出産し、この2021年2月に、3度目の復帰となるわけですね。いや~、すごい(笑)
ちなみにマイファームでの産休・育休所得の第一人者になりますが、そのことについてどう思っていますか?
「取らせていただいてありがたい」につきますね。
一人目の時に「とったら?」と言ってくれた西辻社長はもちろんですし、手続きを一からやってくれた総務の橋本さんなくしては絶対に取れなかったです。もともとベンチャーで、今より全然人数も少なかったし、メンバーも20代の若いスタッフがほとんどで、産休育休とるっていう人がいなかったですから。
■子育てと仕事の両立ってどうですか?
―1人、2人、そして今回3人目、とお子さんが増えてきたわけですが、子育てと仕事の両立ってどうですか?
2人目の復帰後の店舗&バイヤー時代はさっき話したみたいに大変でしたし、あとは日常的な話で、分刻みで子どものお風呂とか、ごはんの準備とかやるので毎日がバタバタですね。
うちは私も夫も実家が遠いですし、夫の仕事が、夜勤があるというか、朝出て翌朝に帰宅して…のサイクルなので、夫のいない夜はいわゆる「ワンオペ」。土日も、子どもと一緒に外遊びに行くのもワンオペです。
特に去年(2020年)の春は、新型コロナウイルス流行で2か月間保育園が休園になって、上の子2人もずっと家にいるし、そのとき自分は3人目の産後3か月とかで、めちゃくちゃ大変でしたね。
■今後のこと
―3児の母となって復帰するわけですが、これからこんなことしたい、って何かありますか?
これからは、丹波市にある全日制の農業学校「農(みのり)の学校」の運営に携わる予定です。
学校で作った野菜をマルシェで販売したりしているそうなので、店舗運営やバイヤー業務をやった経験を活かせたらいいなと思います。
以前の店舗勤務のときは、出向という形で自社の運営じゃなかったので、やれることの制限が多かったんですが、今回はいろいろできることがありそうで、楽しみです。
自分にも3人子どもがいますし、地域の保育事業者さんと提携して自然教育系のこともやれたらいいな、とも思っています。
農業学校って幼保施設とか、福祉関係とも協働でできることが多そうなので、「農の学校」を地域のコミュニティとしてもっと発展させていけたらいいですね。
―最後に。これまでも1人2人と子どもを抱えて働いてきて、そして今後も3児の母をしつつ働く…って、めちゃくちゃ大変だと思うんですが、それでもマイファームにいる理由って何ですか?
まず制度的なことでいうと、他の企業でも産休育休とることはできると思いますけど、マイファームの場合は子どもがいる・いないに関わらず働き方がフレックスですし、産休育休でこちらの状況が変わっても、臨機応変に対応していただいている、というのがありますね。とてもありがたいです。
あとは社風的なところで、マイファームの取り組みとか、メンバー(社員だけでなく)のやってることが面白いです。自分の生活にも通じることが盛りだくさんだから、「やってみたいな」って思うお仕事が多い。
2012年入社だからもう9年とかになりますが、わくわくがずっとある感じですね!
(↑趣味はサーフィン、バスケなど。とても元気で活動的な髙田さん)
(↑やんちゃ盛りの三兄弟。かわいい~!)
ーインタビューは以上です、髙田さんありがとうございました。
(★最後まで読んでいただきありがとうございました!)
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