マイファームタイムス イベントレポート│ミライの農業をつくる学生向け研修2022@東京

2022年9月15日

#イベントレポート

イベントレポート│ミライの農業をつくる学生向け研修2022@東京

こんにちは!マイファームの近藤です。
今回は、2022年7月30日~31日に東京で開催した「ミライの農業をつくる学生向け研修@東京」についてレポートします!

★運営スタッフとしての私の想いなどを書いたこちらの記事も、あわせてどうぞ。
▽スタッフコラム│若者たちに託す農業の未来!マイファームの人材育成事業
https://myfarm.co.jp/times/202209151-2/

■ミライの農業をつくる学生向け研修とは?

「ミライの農業をつくる学生向け研修」は、農業に興味のある学生が、将来自身で経営を始める時に役立つ「経営力」や「考え方」を身に着けることを目指した研修です。

ただ、農業を行うにおいて、全員が農業経営者になるわけではありません。学校を卒業した後は、雇用就農や、親の手伝いから始める、農業法人にて研修する人が大半です。
こうした直接経営をされない方たちにも、農業を経営するってどういうことなのかを知ってもらい、農業への新しい考え方や、閃きを得てもらえるよう毎年工夫を凝らしています!

参加方法は合宿型のリアル研修(1泊2日)に加え、同時配信視聴、アーカイブ視聴の3つの中から選んでもらい、コロナ禍においてもできるだけ多くの学生が参加しやすい環境となっています。

研修の内容は、実際にプロの農業経営者にご登壇いただき、経営理念をはじめ、学校では中々聞くことのできない、創設期の苦労話や、工夫して取り組んできたことなど生の声を聞き、学生同士感じたことをディスカッションするといった、アクティブラーニング型の学びです。

■参加するのはどんな人?

参加者は主に農業大学校の学生で、このほかには農業を勉強している大学生や大学院生、大学卒業したての社会人も参加してくれています。
年齢は、10代から40代まで大変幅広いです。

学んでいることも、露地野菜から、畜産、花きなど多様。経済学部やITといった専攻に所属しているけれど、農業に興味がある!という学生もいます。

■実際の研修の様子をご覧ください!

それでは、2022年7月30日~31日に東京で開催した「ミライの農業をつくる学生向け研修@東京」の様子をご紹介します!

<研修1日目の内容>

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・オリエンテーション
・講義①「農業人生の歩き方」(ファームサイド株式会社代表取締役 佐川友彦氏)
・講義②「かっこいい農業経営者」(鈴盛農園代表 鈴木啓之氏)
・テーマ別セッション
(講師:鈴盛農園代表 鈴木啓之氏、株式会社牛かうVaca代表取締役 馬上温香氏、株式会社日本農業 取締役COO 永田玲士氏)
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研修がスタート!冒頭はコーチ陣から研修前のレクチャーを受けます。

現役の農業経営者から、経営理念や経営の特徴をお話ししてもらいます!

講師から出されたワークに取り組む学生たち。
思い思いの意見交換が繰り広げられます。

「スマート農業技術」、「環境配慮型農業」、「働きやすい労働環境整備」、「輸出」などのテーマから、興味のある内容を選んで話を聞けるテーマ別セッション。
学生から多くの質問が飛び交い盛り上がりました!

休憩時間は、全国から来た学生さんたちのとの交流の場。
感染症対策のため、距離を保ちながら、楽しい食事の時間です。

1日目の研修後、希望者は会議室に残ってスタッフや講師陣と語らいタイム。
自分の夢や悩み事など熱く語り合います。

 

<研修2日目の内容>

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・1日目の振り返り(グループディスカッション)
・講義③「かっこいい農業経営者~part.2~」(ROSE LABO株式会社代表取締役 田中綾華氏)
・講義④「将来ビジョン~農業との関わり方自分の価値観を探究する」(蓜島一匡氏)
・まとめ
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2日目は、講義のあとに自分が話し合いたいテーマを書き出し、グループディスカッションへ!

こちらは「課題解決」をテーマに選んだグループの様子。
興味のあるテーマについての語らいは時間がいくらあっても足りません!!

研修の最後は、リアルとオンラインの参加者全員より研修へ参加してみての感想と今後の展望について発表してもらいました!

■参加者の声

参加した学生からアンケートでいただいた感想を、一部紹介させていただきます。

・農業の多様性を再確認できた
・違う方向性で頑張っている農家さん方の話や同年代の方々の悩みなどを聞いて大変いい刺激になった
・積極的な方が多く、自分から話しかけるのが得意ではない私でも、横のつながりをさまざまに広げることができた
・今後の農業継続のために何を考えるべきか、たくさんの視野を得られた。
・アグレッシブに行動している方の話が多かった為、自分に置き換えた時にできるかどうかでだいぶ悩んだ
・周りの人の意見を聞いて、さらに自分自身も言語化することで、農業界に対する考えが深まった。
・量も質も桁違いだったので理解するのに時間がかかった

ボリューム満載の2日間でしたが、参加者それぞれに学びや気づきがあったようです。

■東京研修を終えてみての感想

今回はコロナ禍での開催でしたが、予想を多く上回る学生から申し込みをいただき、意欲をもって参加してくれた方々一人一人に感謝の気持ちでいっぱいです。

時代に負けてほしくない!制限の中でもできることがある!みんなは一人じゃない!
私たちは学生にたくさんのエールを送り続けたいと思います。
そして同じ志を持った仲間をたくさん作って、今回の研修のお土産にしてもらえたら嬉しいなと思います。


(※写真はボカシ加工しています)

 
今年度(2022年度)は、次回12月3日~4日に大阪にて今年度最後の研修が開催されます。
まだまだ募集をしていますので、ぜひHPより応募お待ちしております!

\ミライの農業をつくる学生向け研修 特設サイト/

https://agri-innovation.jp/future-agri/student/
 


★最後までお読みいただきありがとうございました!


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