マイファームタイムス スタッフコラム│「ジョブローテーション」で得られた、わたしらしい働き方。

2023年9月28日

#スタッフコラム

スタッフコラム│「ジョブローテーション」で得られた、わたしらしい働き方。

みなさん、こんにちは。
マイファーム歴は7年目に突入しまして、古い順から数えるほうが早くなった丸(まる)と申します。

普段は社内外の方から「丸ちゃん」の愛称で呼ばれています。
前職のコンサル会社事務時代から現在まで、社内外のみなさま、全国の農家さんにこの愛称で呼んでいただきながら頑張っています。

■入社して7年、計5回の「ジョブローテーション」を経験

 
社内でも珍しいと思うのですが、わたしは、マイファームに入社してからの7年間で、計5回の部署移動をしています。

マイファームには「ジョブローテーション制度」という、自分が「他部署に異動したい!」と思ったら申し出をして、部署移動(ジョブチェンジ)できる制度があります。

私もその制度を使って、これまで計5回のジョブチェンジをして、社内の全てのユニット(事業部)に所属しました。
(※ただし私の場合5回のすべてを自分から申し出たわけではなく、会社の要請を受けての異動もあります。)

そもそも、農や食にゆかりがなかった私がマイファームに入社した理由は、他でもない【美味しいものが好きだから】です。
その思いだけで走ってきて、ユニットを全制覇し、転々と部署・役割を変えいろんな経験をしてきました。

そして、今年6月に5回目のジョブチェンジをし、食の大国・北海道へとやって来ました。

ちなみに今回のジョブチェンジは、業務内容も働く場所も住む場所もずべてがガラッと変わったので、部署移動というより「社内転職」のような感覚です。

そんなジョブローテーション制度を使って、これまで部署を変えていろんな経験をしてきたから見える、わたしらしく・マイファームらしい働き方のお話をさせていただきます。

 

↑ 北海道にて。右がわたしです。
 

■これまで、わたしが経験した仕事

 
(1)2016年11月、友達の紹介でマイファームと出会う。

前職のコンサル会社でセミナー企画・運営のサポートをしていた経験をもとに、「アグリイノベーション大学校(AIC)」の事務局としてマイファーム人生をスタートしました。
主に、募集、経営講義運営担当と県の研修事業の委託運営者として生産者との経営勉強会の運営を担当し、「農」への向き合い方、農業ビジネスについて一緒に考えさせてもらいました。
農業界の課題にも触れました。今でも、近況を報告し合える農の仲間がいることが大きな財産になっています。

(2)2018年11月、食べるもの近くでもっと学びたいとジョブチェンジを志願。

生産者を深く知るなら、農産物の流通も勉強したいと思い、「やっちゃば倶楽部」へと異動しました。
バイヤーとして、築地・豊洲のメーカー、商店との繋がりをいただき、流通の仕組みだけでなく、食の根源「素材」を知ったり、消費者に届けるためのプロの料理人の想いや技術、商売人たちの義理人情なども肌で感じつつ、伝えること・届けることの難しさ、消費者の「美味しいと喜んでくれる」反応の嬉しさなどを学びました。
築地は今でも第二の故郷です。

(3)2021年6月、尊敬してやまない生産者の近くで一緒に成長していきたいと、再びジョブチェンジ。

全国の県主催の研修事業の委託運営者として、生産者との経営勉強会「農業経営塾」の運営を担当しました。
和歌山・広島・沖縄、各地の地域特性や、1人ひとりの本気でやりたいことへ向き合いました。
経営計画策定のための講義設計や参加者サポートなどを通じ、切磋琢磨できるよう、ネットワーク作りにも力を入れてきました。

(4)2022年12月、行政案件運用チームの組織構築・サポート業務に役割変更。

行政と連携した各種プロジェクトを進めるチームにて、チーム構築やメンバーをサポートするポジションにつきました。
プロジェクトをメインに遂行するメンバーと、事務対応中心にサポートするメンバーが、安心してひとりずつの特徴を生かしながら、楽しく仕事ができるための仕組み作りに携わりました。

5)そして今、北海道・札幌の地にて。

現在は、北海道にある私立高校「札幌静修高校」で、購買部の商品充実や、通信制課程アグリコースの立ち上げ(札幌本校の開講準備・各拠点校との調整連絡)などのお仕事をしています。
マイファームの社員としては、わたし一人きりで奮闘中。
民間のビジネスの視点で、学校組織・運営の現場をみるといろんな違いがあり戸惑いや難しさもありますが、日々高校生の若さに刺激を受けながら、発見、学ぶことばかりで楽しく過ごしています。

 

↑ 今年、2021年の和歌山農業経営塾参加メンバーの農場で見学ツアーを実施。卒塾後もネットワークが繋がっています!
 

■ジョブローテーションで、わたし自身が得たもの

 
これまで書いてきたように、わたしは7年間で5回の「社内転職」をしています。

仮に普通の転職をしていたら、イチから関係性を作る必要があり、すぐにやりたいことをするのは難しかったと思います。

また、今いろんな業務を経験してきて、それが輪になって地続きに繋がっている感覚があります。
これは、マイファームが設けているジョブローテーション制度の最大の魅力だと思います。

1つのことをやり続けることが得意な方もいるとは思いますが、部署を変わって他部署で勉強をして、また元いた部署に戻ることもできるし、自分の「好き」を改めて見つける機会にもなります。
そして、1つの部署にいるとなかなか別の部署のメンバーとやりとりすることはありませんが、部署を変わることで社内の横の関係も広がっていきます。

マイファームは、『人と農を近づける』ことを使命としています。
そしてマイファームの事業の特徴として、「農」にかかわる多岐に渡る事業を展開していて、それらが輪になって「循環」していることがあります。

そんな「農の循環」を、いろんな部署に所属して、いろんな視点から見ることで、自分なりの『人と農の近づけ方』が見つけられると思います。

そしてなにより、今札幌で仕事をしていて、不思議と一人で寂しい感覚はありません。
それは、札幌静修高校の中に、協力してくれる先生、声をかけてくれる生徒がいることも1つですが、これまでのさまざまな「人脈」と「経験」が私を支えてくれているからだと思っています。

「人脈」というのは、過去の業務で出会った社内外の人脈です。
実際に自分で手を動かした過去の経験で、相手の仕事内容の解像度が高い状態で相談・連携をさせてもらえることで、いろんな方に支えてもらえています。

もう1つの「経験」というのは、さまざまな経験をしたことで、おおよそどんなフローになるのか想定できる幅が広がったからです。

そのため自然と新しいことを取り組む際に、「前向きに、面白くやってみよう」という思いで向き合えています。
人間としての成長の機会になったと思います。

これからも、たくさんの経験・人脈に頼りながら、【美味しいもの】を求めて、目の前に現れる課題に向き合っていこうと思います。

 

↑ りんご農家さんの収穫をお手伝い♪
 


★最後までお読みいただきありがとうございました!

マイファームは、個人の成長が会社の成長になる、という方針のもと「ジョブローテーション制度」を設け、事業部間・エリア間の人事異動を実施しています。社員自らの希望による異動と、事業部からの公募による異動の2つのパターンがあります。
柔軟でフレキシブルな組織の中で、社員ひとり一人のチャレンジを後押ししています。

マイファームで働くことに興味のある方は、ぜひ採用情報ページをご覧ください。
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