2024年4月4日
スタッフコラム│「半期プレゼン」でマイファームの多様性の神髄を見た、って話。
みなさん、こんにちは!
マイファームかぜユニット(広報部)の岩本です。
今回はマイファームの経営戦略の1つをご紹介します。
多様性と経営力の担保の秘訣が、全社員による「半期プレゼン」です。
全社員100人以上が集まる社内の超重要イベントで、半期の成果と次の半期の目標を発表する社内のプレゼン会です。
先日、2日間を使ってその半期プレゼンが行われました。
■半期プレゼンとは?
年2回、半期に1度行われる、半期プレゼン。
正社員(※入社後一定期間が経過した人。その他のメンバーでも希望者は任意で発表可能)が、これまでの半期の成果とこれから半期の目標について、1人あたり持ち時間7分でプレゼンテーションを行います。
開催場所はWeb会議ツールを使ったオンラインです。
コロナ禍の前(2019年ごろまで)はリアルで集まって開催+オンライン参加も可能、という形でしたが、ここ数年間はオンラインでの開催です。
5年前から社員の数はぐんと増え、もともと半日で終わっていたのが丸1日になり、丸1日だったのが1.5日になり、1.5日だったのが2日になり、現在は丸2日使ってもパンパン…という状態。
(今もしリアルで集まって開催するとしたらけっこう大がかりになりそう…)
オンライン開催といえども100人以上のメンバーを相手に発表するので、7分の中で自分の思いを伝えるため、皆しっかりと準備しています。
△ 冒頭には役員によるプレゼンも。こちら石原のプレゼンのひとコマ。
■半期プレゼンは何のため?
半期プレゼンの目的は大きく以下の3つです。
①自分の「本当にやりたいこと」を本気でやるため
②多様なメンバーが「みんなで遠くに行く」ため
③多様化による「自産自消のできる社会」をつくるため
それぞれ詳しく説明していきます。
①自分の「本当にやりたいこと」を本気でやるため
マイファームは「個人の成長が、会社の成長になる」という考え方の会社です。
社員のひとり1人が自分の「本当にやりたいこと」を実現し、会社に貢献することで、会社も成長する。
会社が成長し、社会に貢献することで、マイファームが目指す「自産自消のできる社会」に近づく。
そんな会社をつくりたいという想いから、半期ごとに各々が「JJ(=自産自消)チャレンジ」という個人目標を設定します。
半期プレゼンのタイミングで、これまでの半期のJJチャレンジの成果を振り返りまた次の半期のJJチャレンジを設定することで、自分の「本当にやりたいこと」を見つめ直します。
そしてプレゼン開催前に上長との個人面談を行い、チームや事業部、会社の方針ともすり合わせします。
「個人が考えたJJチャレンジが会社の方針と全然合わなかったら…?」という疑問がわくかもしれませんが、多少のズレであれば、この上長との個人面談で調整をします。
ただマイファームのメンバーは皆大きくは「自産自消のできる社会をつくる」という目標に向かっているので、個人と会社の方針が完全に異なるということは考えづらいですし、もしそれが大きく異なってくるならば、別の道を歩む必要があるのかもしれません。
自分の「本当にやりたいこと」が何なのかをしっかりと考え、会社とすり合わせる。
半期プレゼンはそうした貴重な機会でもあります。
△ 個人のJJチャレンジの集まりがユニット(事業部)の目標になります。
②多様なメンバーが「みんなで遠くに行く」ため
マイファームは事業が多岐に渡り、またエリアも北海道から沖縄まで、そして海外と、社員数に対して非常に広い範囲で活動しています。
半期プレゼンでは、普段どんなことをしているのかあまり知らない他の事業部やチームの活動について、そして他のメンバーがどういう想いで仕事をしているのかについて、ひとりひとりの言葉で聞くことができます。
マイファーム代表の西辻が大切にしている信念として「早く行きたいなら一人で行きなさい、遠くに行きたいならみんなで行きなさい」という言葉があります。
半期プレゼンは、まさに「みんなで遠くに行く」ために、お互いのことを知ることができる場となっています。
△ マイファームの事業と人材は日本全国に散らばっています。
※当ウェブサイト「IR情報」ページ内 2023年中期経営計画資料(2023年8月)より
③多様化による「自産自消のできる社会」をつくるため
マイファームは、人と自然の距離が近い「自産自消のできる社会」をつくっています。
社会をつくるためには、人々の生活行動を変える(=行動変容)必要があります。
現代において、人々の趣味嗜好はバラバラです。
そうした社会においては、会社が1つの目標を設定するより、個人の目標を集めたほうが、より多くの人々の心に響くような事業が多展開できます。
事業の多展開は、イコール、多くの人々の生活行動を変えるチャンスをたくさんつくれるということです。
ここが多様性が必要となるポイントです。
ひとり一人が個人目標(=JJチャレンジ)を設定する。
半期プレゼンの場で全員が集まり、それらをオープンに共有する。
そこで得た気づきを自分の事業に持ち帰って、またそれぞれの目標に向かう。
マイファームの多様な事業を支えているのは、ひとり一人のメンバーです。
半期プレゼンを通じて、ひとり一人のメンバーの視野や視座が上がることで、ひとつ1つの事業がもっと強くなります。
そうして多様な事業を推進し、多くの人々の日常に接点を設けることで、1人の個人、1つの事業、1つの会社ではできないような社会変革を起こすことができるはずです。
△ 多事業化であらゆる日常に接点を設けて、事業を繋げ、循環させることで「自産自消のできる社会」をつくります。
※当ウェブサイト「IR情報」ページ内 2023年中期経営計画資料(2023年8月)より
■半期プレゼンの様子をご紹介!?
さて、それではこの3月に行った半期プレゼンの様子をご紹介します!
……と思ったのですが、よく考えたらプレゼンの内容は個人のプライバシーや社内の重要事項を含む社外秘です。
大変申し訳ないのですが、最後にスクリーンショットで撮ったこの写真で、雰囲気を感じていただければ幸いです。
(画面表示の都合上、全員が写ってないのはご了承ください!)
△ ちなみにこの撮影時の合言葉は「パワー!」でした。
■マイファームの多様性の神髄、ここにあり
半期プレゼンの様子についてはご容赦いただきたいのですが、参加したメンバーの感想を一部ご紹介します。
(※プレゼン開催後の業務日報より抜粋)
緊張して伝えたい事が抜けてしまった部分もありましたが、今回掲げた目標、ゴールをしっかり達成できるように頑張りたいと思います。
(入社1年目・Gさん)皆さんのプレゼンを聞けば聞くほど、マイファームって過去にこんなことやっていたんだ!こんなサービスもあるんだ!と新しい発見があってより一層マイファームの面白さを感じられたひとときでした。
(入社1年目・Mさん)
自分の部署以外の業務内容が聞けるので、毎回面白いなと思いますし、視野が広がり、刺激になります。
(入社3年目・Fさん)
プレゼンのたびにマイファームは本当に幅広いなと実感します。
皆様の勇姿を見習って、できることをコツコツ頑張ります。
(入社3年目・Hさん)
普段なかなか会えない他ユニットの方がどんなことをしていたかや、同じ事業部のメンバーが何を思っているかを知れてとても良い機会でした。色んなところで色んなことをやっていて、改めてマイファームのスケールの大きさを感じました。
(入社4年目・Yさん)
半年での業務内容もそうですが、どう意識して進めたのか、その成果まで聞けることができて、自分も活かしたい!と思う部分が沢山ありましたし、連絡して交流したい人もいっぱいメモしました。
(入社9年目・Mさん)
私自身、もう半期プレゼンは何度目かわからないくらい経験していますが、毎回このプレゼンを通して「マイファームの事業は本当に幅広いな」と感じますし、他のメンバーの活動や想いを聞いて改めて「自分も頑張ろう!」と奮い立ちます。
マイファームの事業は地域も内容も多岐に渡りますが、そうした事業を支え推進しているのは、同じ「自産自消のできる社会をつくる」という理念の下に集まった個性の違う多彩なメンバーであることは間違いありません。
■まとめ
と、いうことでまとめ。
◎マイファームの半期プレゼンは…
・自分の「本当にやりたいこと」を見つめる貴重な機会!
・他のメンバーの活動と想いを知り「みんなで遠くに行く」ための大切な場!
・多様な事業を推進して「自産自消のできる社会」を目指すためのパワーの源!
です!
メンバーが増えていく中、いつまでこの「社員全員が個人発表」の形式でプレゼン会を続けられるのか正直分からないところではあります。
ですが、マイファームは事業部間の連携(=事業循環)を大切にする組織。
この半期プレゼンやそれ以外の場でも、会社や各メンバーの持つ情報をオープンにすることで、個々人の視野・視座の拡大に努めています。
植物が、風通しの良い場所で健康に育つように。
オープンな情報共有・情報開示によって組織の風通しを良くし、自分の担当の仕事はもちろん、多様な他のメンバーや事業にも関心を持って連携しつつ事業を成長させていくという組織風土は、これからも大事にしたいなと思います。
△ これからが旬の、スナップエンドウ。風通しを良くすることが栽培のポイント。
★最後までお読みいただきありがとうございました!
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