マイファームタイムス スタッフコラム│笠間は私の第二の故郷!じっくり時間をかけて築いた繋がりは宝物です

2025年1月22日

#スタッフコラム

スタッフコラム│笠間は私の第二の故郷!じっくり時間をかけて築いた繋がりは宝物です

皆様こんにちは!
マイファームの広報チームの林部(はやしべ)です。

私は2021年の秋に、「農の実体験を多くの方に届けたい」という思いでマイファームに入社いたしました。
入社後の3年間は、茨城県笠間市にある滞在型の貸農園「笠間クラインガルテン」事業を担当。
そして昨年末に笠間クランガルテンの現場担当を卒業し、1月より広報部門に異動しました。

今回は、笠間クラインガルデン事業を担当したこの3年間を振り返り、思いの丈をお話ししたいと思います!

 

■マイファームへの入社を決めた「農の実体験を多くの方に届けたい」という思い

 
私の農との接点は、元々祖父が兼業農家として活動していたこともあり、幼い頃から畑は身近な存在でした。

幼いころはよく畑に遊びに行き、畑の中を駆け回っていました。姉が牛糞堆肥の中にダイブしたことは今でもとても良い思い出です。

祖父が育てる野菜はどれも味が濃く、どんな野菜も丸かじりできるほど新鮮で美味しかったことを今でも鮮明に覚えています。
特に祖父が育てるトマトはとても美味しく、夏場は毎日4つ程丸かじりして食べていました。
祖父の味を思い起こすトマトを育てることが、私の目標の一つでもあります。
憧れの農家は祖父のあの姿です。

そんな祖父は私が高校生の頃に他界。残った畑を管理していくことはとても大変なことでした。
祖父の他界後、畑の管理を担っていた祖母は「畑は負の遺産だ」と言うほど、畑を持つこと、畑を管理していくことの難しさは身をもって感じていました。

祖父が大切にしていた畑を「どうにかしたい、どうにかしよう」という思いで、4年前より家族で畑を耕し始めました。
土に触れ、野菜の成長に触れ、そんなひとときがとても楽しく、とても心地よく、また休日は友人が畑に遊びに来てくれて農体験をとても楽しんでくれます。

その楽しそうな友人の姿を見ることもとても嬉しく、このような「農の実体験を多くの方に届けていきたい!」という思いでマイファームに入社いたしました。

プライベートで耕すこの1反の畑は今、私たちにとって宝のような存在です。

 

家族や友人たちと畑での活動を楽しんでいます!

 

■「やりたい!」を尊重し、挑戦できる環境に感謝

 
入社後は、社会人向け農業学校「アグリイノベーション大学校(AIC)」の事務局としての仕事に数カ月従事しました。

AICの業務に少し慣れてきた頃、茨城県笠間市にある「笠間クランガルテン」の事業運営をマイファームが担当することを知りました。

「クランガルテン」というのは、宿泊施設(ログハウス)の付いた貸農園です。
笠間クランガルテンは、宿泊施設付き貸農園が50区画、その他に日帰りの貸農園が50区画、事務所棟、直売所、レストラン、トレーラーハウス等が併設している施設になります。

前職でホテルのレストラン部門に所属していたこともあり、接客には少し自信があったこと、そしてお客様と直接関わりしっかり時間をかけて関係を築いていきたいという思いや、農×食を楽しむような時間、機会を提供していきたいと考えていたこともあり、笠間クランガルテン事業は個人的にもとても魅力に感じた事業の一つでした。

この事業に携わりたいという思いが強くなり、上長の萩原さんに

「笠間クラインガルテンが気になります、この事業に携わりたいです!事業内容などより詳しく教えていただけませんか?」

とAIC千葉農場での実習の帰りの電車の中で直接お願いし、その後クラインガルデンの事業に携わることが決まりました。

自らの「やりたい」を尊重し挑戦させていただけるマイファームの環境にはとても感謝しています。

下の写真は、クランガルテンチームのキックオフミーティングの時の一枚です。
この日をドキドキで迎えたことを、今でも覚えています。

 

ドキドキで迎えたキックオフミーティング

 

■3年間最も大切にしてきたことは、コミュニケーション

 
笠間クラインガルデン事業を担当したこの3年間、笑いあり涙ありの経験をたくさんさせていただきました。
元々私に何かできることがあったわけでは無いので、とにかく一生懸命やろうという思いで駆け抜けてきました。

この3年間、私の中で最も大切にしてきたことは『コミュニケーション』です。

利用者さん、地域の方々との「おはようございます、今日はいいお天気ですね」、「いつもご協力いただきありがとうございます」などの基本的な挨拶や感謝の気持ちお伝えするところはもちろん、社内外の方々ともこまめに連絡を取り合い、時には文通でやり取りをし、とにかく関わる方々とのコミュニケーションを大切に活動してきました。

そのおかげで、
「あなたがいるとガルテンが明るく、ガルテンに来るのがより一層楽しみだよ」
というお言葉や、
「コミュニケーションが活発でやり取りがスムーズで嬉しいよ」
というお言葉などをいただくことができ、良い関係を築くことができました。

3年間この事業に思いっきり注力させていただけたことは、本当に有難い限りです。
会社の方向性を確認しながら、事業の基盤を作り、目標を達成するための方針や戦略を考え、チームメンバーと協力し実行していくこと、様々なことを一から経験させていただいたことは、私にとって掛け替えのない貴重な経験にもなりました。

 

田植えイベント集合写真


秋の恒例イベントBBQ大会での一枚、皆さんの笑顔が最高です


じゃんけん大会。「真剣に楽しく」笠間クランガルテンのモットーの一つです

 
ガルテンでの思い出はいくつもありますが、イベントだと『蛍の鑑賞会』がナンバーワンかと思います。
利用者さん、関わる方々の笑顔や楽しそうな姿を見る度に、とてもやり甲斐に繋がっていました。

 

夜に集合して開催する里山ならではのイベント『蛍の鑑賞会』
 

■利用者さんからいただいた宝物

 
笠間クランガルテンの現場勤務を卒業する際、利用者さんから
「利用者と会社の間でよく頑張った。これからも定期的に元気な姿をみせてね。ありがとう。益々がんばってね」
というお言葉をかけていただきました。

「またおいで、待っているよ」と言っていただける利用者さんや地域の方との繋がりは、3年間頑張ってきた産物だと思います。

マイファームとしては、利用者さんは大切なお客様ですが、私にとっては、母の様な、父の様な、人生の先輩の様な大切な存在でした。
多くのことを学ばせていただき、励ましていただきました。

利用者さんのお陰でこの3年間踏ん張ることができたと思います。

 

送別会で頂いたお手紙と折り紙は私の宝物です

 
今後は、他の地域にもこのクラインガルテン事業の魅力を届けていけるように注力していきます。
「地域活性」や「農的暮らし」のステップアップとして、クラインガルデンはかなり効果的だと思います。
 

■令和7年度の新規利用者様を募集中です!

 
最後に、笠間クラインガルテンでは令和7年度の新規利用者さんを募集しています。

暮らしの中で農を楽しみたい
五感で季節の移ろいを味わいたい
交流、コミュニティ活動も楽しみたい
2拠点暮らしに興味がある
ゆくゆくは田舎暮らし…

そんな思いを笠間クラインガルテンで実現しませんか。

見学なども随時承ります。お気軽にお問い合わせください。
下記ホームページのお知らせ欄に、詳しい情報を掲載しています。ぜひ併せてご確認ください!
 

【笠間クラインガルデン】

住所 : 茨城県笠間市本戸4258
TEL : 0296-70-3011 ※営業時間 9:00~17:00 月曜定休(月曜祝日の際は火曜日がお休みとなります)
ホームページ : https://www.kasama-kg.jp
Instagram : https://www.instagram.com/kasamakleingarten

 


★最後までお読みいただきありがとうございました!

マイファームでは、これまでの農業経験の有無を問わず「自産自消できる社会」っていいな、と共感したメンバーが集まっています。スタッフ自身が、誰よりも自産自消を楽しみ、農や自然への理解を深めながら働いています。

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