マイファームタイムス イベントレポート│農業WEEKに初出展!「お祭り」に込めた、マイファームが目指す農業界の未来

2025年10月31日

#イベントレポート

イベントレポート│農業WEEKに初出展!「お祭り」に込めた、マイファームが目指す農業界の未来

こんにちは!マイファーム広報室です。

マイファームは、2025年10月1日(水)~10月3日(金)までの3日間、幕張メッセで開催された「第15回 農業WEEK」に出展しました。
農業WEEKに出展するのは、今回が初めてです。

(※関連お知らせ:「第15回 農業WEEK」出展のお知らせ | マイファーム

今回の記事では、そんな農業WEEK初出展の様子をレポートします!

ちなみに…今回のマイファームブースのテーマは「お祭り」
お祭り感あふれるポイントが随所に散りばめられた、3日間の出展となりました。

 

↑ 2日目に撮影したスタッフの集合写真。配布パンフレットにも大きく「祭」の文字!
 

■なぜ農業WEEKに出展したのか?

 
農業WEEKは、日本最大級の農業・畜産の総合展示会です。
農業資材、スマート農業製品、畜産資材を扱う会社等が出展し、出展企業・来場者間で商談が行われます。

この農業WEEKにマイファームが出展するのは、冒頭にもお伝えしたように実は今回が初めてです。
今回出展した大きな理由としては、「今後、他の民間企業様とのコラボレーションを強化していきたい」という当社の方向性によるものです。

かつて日本の農業は、兼業農家が多く、総人口の9割ほどが何らかの形で農業に関わっていた時代がありました。しかし、今やその比率は逆転しています。
現在、農業に携わる方の割合は、おそらく総人口の10%を下回っているのではないでしょうか。

これだけ農業に携わる人が少なくなってしまうと、一般の方々にとって「農業」は生活から遠いものになってしまいます。
その中で、残10%にも満たない農業界は、まさに孤軍奮闘している状況です。

だからこそ、農業界をもっと良くしていくには、外部のさまざまな業界とのコラボレーションが極めて重要だと考えています。
なぜなら農業が抱える多くの課題を解決するためには、私たちだけでは得られないたくさんの知恵や力、そして外部からの新しい視点が必要になるからです。

こうした背景があり、「農業の領域で何かしたい」「農業界と一緒に何かやっていきたい」と考えておられる業界内外の企業や個人の方々が多く来場される場である、農業WEEKへの出展を決めました。

 

↑ 会場オープン直前!スタッフたちの事前打ち合わせの様子
 

■「お祭り」をテーマにした出展の様子をご紹介!

 
今回、当社では「お祭り」をテーマとしてブースづくりを行いました。

「農」と「祭り」は、豊作への祈りや感謝を通じて、元来深い結びつきがあります。
それに加えて、私たちは農業界をワクワクさせる存在でありたいと考えています。
当社は単一の製品やサービスではなく、多岐にわたる事業で農業界と社会にアプローチしていますが、その多様な可能性の集合体が「お祭り」です。

そこで「お祭りのようなワクワクするような未来を一緒に創りましょう!」というメッセージを込めて、このテーマを設定しました。

そのうえで、「私たちと一緒に何か面白いことをしませんか?」「そのアイデアを実現する上でこんなお悩みはありませんか?」という問いかけができるような、3つの要素をもったブースをつくりました。
 

①ミニステージ

 
ブースのメインコンテンツは、ブース内のミニステージで実施したステージプログラムです。
毎日、午前1回・午後2回の計3回、3日間で全9回のプログラムを組みました。

プログラムでは、代表の西辻をはじめとする社内メンバーに加え、当社と日頃から連携いただいている方々をゲストにお招きし、さまざまなテーマでセミナーやトークセッションを行いました。

どのプログラムも常に満席で、立ち見が出るほどの盛況となりました!

 

↑ 初日トップバッターは弊社代表の西辻による経営セミナー


↑ 弊社専務の浪越による新規事業の創り方セミナー


↑ オイシックス・ラ・大地株式会社の石合様×弊社佐々木による農産物流通についてのトークセッション


↑ 株式会社アグリシアJAPAN代表の津田様による女性農業者の事例共有セミナー
 

②お悩み相談コーナー(商談コーナー)

 
ミニステージの横には、「お悩みをお聞かせください!」という商談用のスペースを設けました。

仮説として、「農業の領域で何かしたい」「農業界と一緒に何かやっていきたい」と考えているものの、具体的な方法が見つからない、あるいは自社だけでは解決できない課題を抱える来場者の方は多いのでは、と考えていました。

そこで、当社が全方位的に多様な事業をしているからこそ、そうした方々に解決方法やコラボレーションの提案ができると考え、今回「お悩み相談コーナー」を設けて、皆様の課題を伺いました。
ステージプログラムを聞いて当社に興味を持ってくださった方にお悩みを伺う、という形で、スタッフ全員が「課題の傾聴者」であることをモットーに、3日間ブースに立ちました。

 

↑ お祭りなので、スタッフは背中にマイファームのロゴが入った法被を着てブースに立ちました!
 

③物販とお土産

 
ブースでは、いくつかの物販品とお土産品をご用意しました。

まず、「瓦せんべい」をオリジナルで作りました。
お祭りなので「腹を割って話しましょう!」というオリジナルの瓦せんべいを、ブースに立ち寄ってくださった方にお渡ししました。

 
もう一つは、「ドリアン」です。
当社が現地の農場と連携して栽培しているマレーシア産の最高級ドリアン「ムサンキング」の試食をご用意しました。

ドリアンは日本ではまだあまり一般的ではありませんが、中国をはじめアジアの国々では大人気のフルーツ。
中国や台湾からの技能実習生の方を連れた農業法人さんがブースに立ち寄ってくださった際には、「ドリアンがある!」といって試食を楽しんでおられました。

これは裏話ですが、向かいのブースがバームクーヘンを作る機械を販売する企業様だったので、ドリアンの匂いとバームクーヘンの匂いがブース周辺に充満していました。(もしかしたらそれも、たくさんの方がブースに来てくださった要因の1つかも…?)

 
また、今回の出展ではレック株式会社さんから協賛をいただき、「グロモントプレミアム」という栄養ドリンクをサンプル品としてブースで配布しました。

10月は、稲刈り・野菜や果物の収穫・秋冬野菜の植え付け等、農業者にとっては忙しい時期です。
「繁忙期にも関わらずご来場ありがとうございます!忙しい季節を乗り切って行きましょう!」という気持ちを込めて、グロモントプレミアムをお渡ししました。
こちらは商品プロモーションとしての、農業界×他業界のコラボレーションの1つの例でもあります。


 

■農業WEEKに出展してみて…

 
もともと3日間での来場者は3万人ほどと聞いていましたが、実際は今回3万4千人~3万7千人ぐらいの方が来場されたそうです。

当社はその会場の入口付近にブースを構えており、結果として、およそ1,000人の方と名刺交換をさせていただきました。実際にブースに訪れてくださった方はもっと多いと思うので、おそらく2,000人ぐらいの方とお会いすることができたのではないかと推測しています。

やはり、農業への参入や協業を検討されている企業様が非常に多いという印象を受けました。
その一方で、「農業界とどう接点を持てばいいのか分からない」と感じている企業様が多いことも改めて感じました。

したがって、農業界は業界外にもっと積極的に寄り添っていく必要があり、そのハブ(仲介役)となることが、私たちマイファームの重要な役割だと再認識しています。

すでに多くのアポイントを頂戴しているので、今回の農業WEEKをきっかけに、今後さまざまな新しいプロジェクトが動き出すことが楽しみです!

 

↑ ブース内「お悩み相談コーナー」のバックパネル。一緒に課題を解決して面白いことしていきましょう!

 
また、3日間の出展期間中には、嬉しいエピソードもありました。

当社の運営する各サービスの利用者の方々、たとえば体験農園マイファームの利用者様や、アグリイノベーション大学校や農の学校、みらい農業学校といった学校の卒業生の方々がブースにたくさん訪れてくだったことです。
「マイファームが出展するならブース見に行こう」とご挨拶に来てくださったことは、とても嬉しかったです。

その中には、十数年の時を経て現役の農業者となっている方もおられました。
そうした方が、ステージプログラムでゲストスピーカーの方に農業者として質問をする場面もあり、胸が熱くなる瞬間でした。

「農業」や「教育」は、世の中の他のサービスと比べ、自然の速度でゆっくりと動いていく業界だと感じます。
人も自然もゆっくりと変化していくこの分野で、当社は19年近く事業を続けてきました。

今回、十数年ぶりに以前の利用者様や卒業生の方々と再会し、その方の人生に影響を与えられていることを知り、今後も事業を継続していく必要性を改めて強く感じました。

ブースにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

↑ 3日間ステージの司会進行を務めた上田(左)と、ブース設計をはじめ今回の出展の総指揮をとった田中(右)。
次回の出展もお楽しみに~!

 


★最後までお読みいただきありがとうございました!

マイファームでは、これまでの農業経験の有無を問わず「自産自消できる社会」っていいな、と共感したメンバーが集まっています。スタッフ自身が、誰よりも自産自消を楽しみ、農や自然への理解を深めながら働いています。

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